教育方針
① 総合的な心身の発達(5つの力)(幼稚園教育要領 五領域)
卒園までに子どもに身につけさせなければならない5つの力の発達に力を注ぎます。
- 健康・・健康な心と体を育て、自ら健康で安全な生活を作り出す力。
- 人間関係・・他の人々と親しみ、支え合って生活するために、自立心を育て人と関わる力。
- 環境・・周囲の様々な環境に好奇心を持って関わり、それらを生活に取り入れていこうとする力。
- 表現・・感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して、豊かな感性や表現力を養い、想像力を豊かにする力。
- 言葉・・経験したことや考えたことなどを自分の言葉で表現し、相手の話す言葉を聞こうとする意欲や態度を育てる力。
6番目の力
挨拶・・永安寺学園幼稚園では、先生と園児、園児同士、家族とお子様の挨拶を大切にしています。教育理念である「3の心」も周りの人々との様々な関わり合いの中で学んでいきます。その人々の関わり合いの原点が挨拶と考えています。
② 約束や決まり事を学ぶ
良いことをした場合は沢山褒めて、良くないことは指導して集団生活の中での約束や決まり事(待つ、譲る、お礼、お詫び)を学び身につけていくようにします。
- わがままを常に言う園児がいると先生はその子供にかかりきりになってしまいます。その間じっと待っている他の園児の事も先生は常に考えなければなりません。わがままを言う園児には、園児の気持ちを聞いたうえで適切な指導をし、わがままを言わないようにしていきます。
- 叩いたり、かみついたり、ひっかく等、他人に危害を加えた場合は、今後絶対にしないように厳しく指導し、ご家庭にもお伝えした上で、指導の協力をしていただきます。
③ 「まだ」ではなく「もう」
「まだ幼稚園だから、まだ3歳だから」とつい考えてしまうことがあります。
永安寺学園幼稚園では、その年令を過ぎてしまうと、その時期に指導しなければならないことを逸してしまう場合もあるということを念頭に置いて、それぞれの年齢時期に子どもにとって一番必要と考えられる教育を行います。
年少、年中、年長、それぞれの学年でその時期ごとに大切な教育を全教職員が協力し連携して行ってまいります。
④ 教える側の意識
先生たちは向上心を持ち、毎日反省の上にたって園児の教育活動を行っております。園児の降園後は、話し合いを行い連携を怠らない様、全員が同じ意識を持って教育に取り組むよう徹底しております。幼稚園では、常に先生同士が声を掛け合い助け合う心(慈悲の心)を大切にしております。先生たちが園の教育理念を実践していなければ、子供たちにその大切さは伝わりません。園児たちは卒園までその先生たちの姿を見続けていきます。
教育とは教える側の心が皆同じでなければいけません。永安寺学園の全教職員がお子様一人ひとりとしっかり向き合うとういう同じ意識をもって、接してまいります。